2009.04.13
フィレンツェのマンニーナ
フィレンツェの靴屋といえば、私は真っ先に「ボノーラ」が思い浮かぶのですが みなさんは? 今日は「ボノーラ」へのアツイ想いは置いといて、日本でも現在流通していない もう一つの靴屋について… ピッティ宮殿の方へ向かい、ポンテ・ヴェッキオ橋を渡り終えると1分ほどで 「マンニーナ」という靴屋さんがあります。 フィレンツェを訪れたことのある服飾関係者、靴好きな方は店内に入ったことが おそらくあるのでは。 すごく「洗練されたショップ」という感じはしませんが(笑) ここのマンニーナさんは人の良さそうな「職人」という雰囲気で私は結構好きです☆ その風貌は「ピノキオのおじいさん」にウリ二つ!(本当) 「ノルベジェーゼ」「グッドイヤー」「マッケイ」と一通りの製法をこなすそう ですが、店内を見たところほとんど「マッケイ」でしょう。 ここではグリーンやロブのようなクラシックなオックスフォードタイプより 少し遊びの入ったブーツ、ローファーなんかがオススメ☆ 写真のサイドゴアブーツは先日ゲットしたもので、「ほんのりロングノーズ」 カラーは「アンティークフィニッシュ」が施してあり、少し色気のあるタイプ。 「ジーンズにジャケット」なんていうコーデにはバッチリです☆ ちょうど、この時も 「その履かれている靴はビスポークですか?」と日本語で尋ねてきた女性が 店内におり、なんでも日本から靴の勉強に来ているそうです。 (ちなみにその時の靴は「ランツC」) 今まで修行中の何人かの日本人に会いましたので、きっと職人の育成にも熱心なのでしょう。 そんな姿勢もやっぱりステキなマンニーナさんでした☆ 追伸 息子さんは商売っ気が強いので、結構押し強し(笑) 注意を要する… 代表 大東