FEATURE.01初めてのオーダースーツオーダーの手順
何はともあれスーツで大切なのは「サイズ感」。自分の身体にフィットしていなければ、高級スーツでもカッコ良く見えない。そこで自分サイズをオーダーしたいけど、テーラーは敷居が高くて入りにくい・・・と思っている方も多いのでは。そのようなオーダースーツ初心者のYさんが実際にオーダーした手順をお届けします!
期待半分、不安半分…
銀座の一等地にあるビルのエレベーターで3Fへ。扉が開くと目の前にはゴールドの「BLESS」のショッププレートがお出迎え。木と石を織り交ぜたシックで落ち着いた店内だが、どこかコンフォートな雰囲気。入店すると優しそうなスタッフが迎えてくれる。
Yさん「銀座ですし、ビルの3Fだったのでどんな雰囲気か外から全く分からなかったので不安でしたが、エレベーターが開いた時、店内が明るい雰囲気だったので躊躇せずに入店できました。それから、スタッフの方が上品で優しい感じだったので安心感がありましたね。」
イタリア製を中心に
200種以上の生地が並ぶ服地選び・・・約10分
まずは服地選びから。イタリア服地をメインに常時200種類ほど揃い、店舗にない服地は見本帳約2000種類の中から取り寄せることもできる。メインのブランドはイタリア最高峰の「エルメネジルド・ゼニア」と「ロロ・ピアーナ」。実際に手触りを確かめたり、肩に掛けてスーツになった時のイメージを確認することもできる。
Yさん「見本の生地がたくさん並んでいて、どれを選んだらいいか悩みました…。でも、「用途」「好み」「予算」などを経験豊富なスタッフさんと話しながらアドバイスもしてくれ、楽しく相談しながら選べたので、スムーズに決めることができました。
スタイル、ディテールなどを
決めるディテール決め・・・約10分
服地が決まったら、続いて基本のスタイル、ベントやパンツのタックなどのディテール、裏地やボタンのほか、オプションなど細かなことまで決定していく。サンプルを見ながら、スタッフが順を追って説明してくれ、分からないことがあればアドバイスや提案もしてくれるので、スーツの知識がなくても安心。
Yさん「好みのスタイルがあったので、スタイルやディテールを決めるのは早かったけど、裏地の種類やボタンもいろいろあって、どれにしようか悩みました。でも、スタッフさんのアドバイスもあり、理想のスーツができるような気がして、期待でいっぱいです。」
プロのフィッターが採寸採寸・・・約15分
肩幅や袖丈等の寸法はもちろん、プロのフィッターが体型のクセまで読みとり採寸。「どのくらいフィットさせたいか」「パンツのシルエット」等も決めていく。自分らしいスーツを作るためにも、好みのスタイルを伝えよう。
Yさん「こんなに細かく採寸されるなんてビックリ。これだけ細かく測るから自分の体にフィットしたスーツが作れるんですね。さらに自分が最もキレイに見えるサイズ、スタイルをアドバイスしてくれるので、出来上がりが楽しみです。」
オーダーから4週間。
待ちに待ったスーツが完成!
日本国内で職人の分業で縫製し、約4週間で仕立て上がる。完成した個人データは店舗に保管されるため、次回からはそのデータを基に仕立てることができる。出来上がったスーツは修理が可能なので、体形が変わったりした時にも対応してくれるのはオーダーならでは。出来上がったスーツを着用すると、既製のものとは違うフィット感に感動するはず。この世に1着、自分だけのスーツの完成。
Yさん「既製のスーツだとウエストがブカブカで、パンツのシルエットも太くなりがち。でも、これは全てがピッタリで感動ものです。しかも自分のスタイルが良く見えますね。パンツのラインは今主流の細身にしてみました。さらにとても動きやすく大満足です!」
「オーダースーツは初めてでしたが、経験豊富なスタッフの方がアドバイスしてくれるので、思った以上に簡単で、そしてスムーズにオーダーすることができました。いろいろな生地があったので、次はオフも着られるジャケットにも挑戦してみたいですね!」
- FABRIC:
- Ermenegildo Zegna 「TRAVELLER」
- SUIT:
- ¥128,000(+tax)
- VEST:
- ¥32,000(+tax)
ORDER PRICE
- SUIT(ITALY FABRIC)
- ¥99,800(+tax)~